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1988 年度 実績報告書

大学入試における実技・面接・小論文等の評価に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63301042
研究機関大学入試センター

研究代表者

野村 祐次郎  大学入試センター, 研究開発部, 教授 (70012177)

研究分担者 小嶋 秀夫  名古屋大学, 教育学部, 教授 (30019400)
平野 光昭  山梨医科大学, 医学部, 教授 (10020330)
長谷川 孝士  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (70036151)
原田 茂生  東京芸術大学, 音楽学部, 教授 (40015293)
三田村 〓右  筑波大学, 芸術学系, 教授 (60003505)
キーワード大学入試 / 実技 / 面接 / 小論文
研究概要

(実技)(1)公表されている入試要項等から、実技実施校を検出し、入学定員に対する実技試験入学者の比率、入試配点比率等をグラフ化した。
(2)(1)に基づき、実技試験、科目、内容評価に関する調査票を作成した(平成元年度入試終了後に発送)。
(面接)(1)山梨医科大学で行なわれた面接の評価についての追跡調査の結果、始めてから3年目に、1人の受験生に対する3人の教員による評価がよく一致するようになったこと、学力試験の成績とはあまり相関がないこと、しかし、あらかじめ共通1次の成績を知って面接に臨んだ場合には、それから大きな影響を受けること、入学後の成績の良くない者を面接の時点である程度予測できるのではないかということ、などが分かった。
(2)兵庫教育大学で採用している入学者選抜方法を検討するため「入学形態別〈推薦(面接評価がかなりのウエイトを占める)合格、推薦不合格で2次試験合格、2次試験合格〉と入学後の学内成績との関連調査」を行った。結果として、推薦入学者の優位性が認められるが、その優位性が面接で適性をみたと解釈すべきか、推薦入学という存在感がそうしたのかなど細部ついては不明であり、今後の課題とされている。
(小論文)(1)名古屋大学教育学部において、与えられた資料を読み解き表現することを狙った「論述的学力検査」の採点の信頼性と問題間の得点の相関を過去4年分の資料について検討した。また、教養部での成績との関連を2年分の資料について検討した。
(2)学部へ進学後の学生の諸特徴を教官に評定してもらうために適切な方法を開発するために予備的データを収集・分析中である。

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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