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1988 年度 実績報告書

日本の交通政策の経済分析

研究課題

研究課題/領域番号 63301079
研究機関筑波大学

研究代表者

坂下 昇  筑波大学, 社会工学系, 教授 (70004182)

研究分担者 清野 一治  学習院大学, 経済学部, 助教授 (00183038)
小野 善康  大阪大学, 社会経済研究所, 助教授 (70130763)
金本 良嗣  東京大学, 経済学部, 助教授 (00134198)
藤原 正寛  東京大学, 経済学部, 助教授
キーワード交通 / 地域経済 / 開発利益 / 便益評価 / エイジェンシー理論 / 寡占産業 / 混雑料金 / ピーク・ロード料金
研究概要

研究実績報告書(総合研究A,日本の交通政策の経済分析)1988年度
交通産業の産業事情、規制の精度、技術的背景に関する調査を行ない各研究員の研究課題の絞り込みを行ない、それをベースに研究を行なった。各研究者の研究課題と研究の進捗状況は以下の通りである。
坂下:交通政策の地域経済に及ぼす効果に重点を当て、地域交通投資の評価手法と開発利益の還元方策についての研究を行なった。
藤原(奥野):交通産業のほとんどが多種類の交通サービスを提供しており、共通費の配分等の問題が実際上でも重要であるので、このようなmulti-product firmの料金体系の問題を主として厚生経済学的に分析した。
金本:独占的産業の規制の問題について、エイジェンシー理論による規制の分析を主体に研究した。
小野:航空、トラック産業などの寡占的な交通産業の産業政策のあり方の研究を行なった。
清野:交通料金の問題に焦点を当て、混雑料金やピーク・ロード料金の効果と実施可能性について研究した。
各研究者はぞぞれの研究課題について予備的な草稿をまとめ、それを12月3日と4日に行なった研究中間報告会で報告した。この報告会では、交通経済学の研究者と運輸省、建設省、公正取引委員会などの実務担当者を招き、研究の中間報告と兼ねて交通政策の現状についてのヒヤリングを行なった。

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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