研究概要 |
1.本研究グループは、京大、人文科学研究所における共同研究会「「満州国」の研究」班の中の作業グループとして発足した。同研究会は原則として月2回の研究会をもち、本作業グループのメンバーも各2回の研究報告を行った。 2.本研究グループの本来の目的である経済統計データの集積、加工については、その前段作業として、(イ)基礎資料の購入( 「満州年鑑」「満州日々新聞」等)、(ロ)京大、人文科研所蔵の「満州」関係図書目録カードの作成、を行った。 3.統計データ収集の過程において統計資料の所在確認を行う必要が生じたため、まず一橋大学経済研究所・日本経済統計情報センターと連携し、「満州関係経済統計資料目録」を作成することとし、その準備作業を始めた。本格的作業は来年度に行われる。 4.統計データの加工のため、パーソナル・コンピューター(NEC,PC9801.VX21)を導入し、経済統計データ・ベースの作成を開始した。
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