研究課題/領域番号 |
63301095
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
大橋 美勝 岡山大学, 教育学部, 助教授 (80033190)
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研究分担者 |
犬飼 義秀 岡山県立短期大学, 講師 (40123814)
池田 延行 岡山大学, 教育学部, 助教授 (40108105)
見戸 長治 岡山県立短期大学, 教授 (00055956)
神 文雄 岡山大学, 医療技術短期大学部, 教授 (70108356)
團 琢磨 岡山大学, 教育学部, 教授 (50032496)
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キーワード | 地域スポーツクラブ / 連合化 |
研究概要 |
本研究は、昭和62年から2年間の、文部省による地域スポーツクラブ連合化補助事業を受けた全国15市町村にについて、補助が打ち切られる2年目までの様子、すなわち、どのような形式過程を経て、どのような地域スポーツクラブ連合ができたのか、また連合した地域スポーツクラブに対してどのような機能を果したのかについて、明らかにしようとしたものである。 研究方法としては、連合事業担当者へのインタビュ調査、関係資料の収集、連合事業の活動観察、連合傘下の地域スポーツクラブ代表者への調査を行った。そこで明らかになったことの2.3をあげると ・各市町村によって形式過程が様々であること ・2年間ではなかなか連合しにくく、形式途上にある地域もかなりあること ・担当者が連合とはどういうことかよく理解していなかったために、補助事業で求めている機能を果す連合組織ではないものも生まれてきていること 連合傘下クラブ代表者の中で連合を運営し、地域住民のものとして機能を果しているところは、まだわずかであること、などである。 この研究は継続研究であるため、各地域の事例や全体として言えることなどについての詳細は、来年度の報告書にまとめる所存である。 そして来年度はさらに、補助事業が打ち切られたあと、これらの地域スポーツクラブ連合はどうなるのか、クラブやクラブメンバーあるいは地域住民に対してどのような機能を果すようになったのかについて、全地域を追跡し、地域に定着し、真に連合としての機能を果す連合化の法則性を明らかにしていく予定である。
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