研究分担者 |
酒井 隆 岡山大学, 理学部, 教授 (70005809)
萩上 紘一 東京都立大学, 理学部, 教授 (10087025)
高木 亮一 千葉大学, 理学部, 教授 (00015562)
砂田 利一 名古屋大学, 理学部, 教授 (20022741)
落合 卓四郎 東京大学, 理学部, 教授 (90028241)
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研究概要 |
当初の研究計画にもとづき、分科会方式による多様体に関わる全ての研究成果を網羅した大規模な研究会を2回行なったが、最終年度は予算不足のため当初の計画通りには出来なかった。国際数学者会議に参加する外国人研究者を各大学で受け入れるための準備会及びPreconferenceを計画し実行した。1回目の大規模研究会の研究成果はAcademic Pressより“Geometrey of Manifolds"Perspectives in Mathematics,Vol.8として1989年出版され、好評を得た。2回目の成果はAdvanced Studies in Pure Mathematics,Vol.22より“Recent Development in Diffential Geometry"として1991年中に出版が予定されている。 最終年度に計画したPreconferenceは第37回幾何学シンポジウムとして1990年8月13日より8月17日目までの期間、東京都立大学教養部において開催された。これは北原晴夫を代表者とする科研費総合(A)と共催の形式で行なわれた。参加した外国人研究者達はJ.P.Bonrguignon,M.Guest,C.Margerim,E.Esnault,P.Berard(以上フランスより)、K.B.Marathe,G.Tian,K.Grove,P.Eberlein(以上米国より)、F.E.Burstall(英国)、G.Valli(伊)、L.Vanhecke(ベルギ-)等であった。上述のPreconferenceに参加出来なかった外国人幾何学者のうち数名が国際数学者会議終了後、各地の大学で談話会等を行ない、研究交流を深めた。
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