研究課題/領域番号 |
63302007
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
廣瀬 健 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60063632)
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研究分担者 |
上江洲 忠弘 東京理科大学, 理学部, 教授 (60015550)
米田 信夫 東京大学, 理学部, 教授 (50080487)
中島 玲二 京都大学, 数理解折研究所, 教授 (60109080)
藤野 精一 九州大学, 理学部, 教授 (20037146)
伊理 正夫 東京大学, 工学部, 教授 (40010722)
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キーワード | セルオ-トマン / グラフ算法 / 定理証明系 / 算譜の仕様 / 算譜の検証 / 高階論理体系 / 分散OS |
研究概要 |
地区ごとに設けた研究班を核として、分担者の研究状況を相互に連絡し合うとともに、討議を深めることによって研究推進を図った。とくに九州班は、7月及び1月に独自の研究集会をもった。全体としては、12月18日〜20日に京都大学数理解析研究所において、応用数学分野の科学研究費を受ける他の研究者とともに、応用数学合同シンポジウムを開催しその研究報告集を発行した。 研究テ-マごとにみたときの状況は、つぎのとおりである。 (1)基礎理論とオ-トマトン 九州班を中心として、オルマ-トマトンおよび計算量についての研究が進んでいる。 (2)離散的算法 東京班を中心として、グラフ算法に関する研究及び定理証明系の研究開発が進められている。 (3)算譜言語と算譜合成論 筑波班を中心に、並列算譜の仕様・意味記述・検証に高階の論理体系を用いる研究が進行中である。 (4)翻訳系とOS理論 京都班を中心に、分散OSの研究開発が進められている。 最終年度にあたる平成2年度には、これまでの各班・各テ-マの成果をとりまとめるために、研究集会を開催するとともに、成果報告書を刊行する予定である。
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