研究課題/領域番号 |
63304022
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業機械
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
石原 昂 鳥取大学, 農学部, 教授 (30032056)
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研究分担者 |
岡崎 耕三 鳥取大学, 工学部, 助手 (90032276)
山本 太平 鳥取大学, 農学部, 助教授 (00032102)
星 仰 筑波大学, 電子情報工学系, 助教授 (80026129)
鳥井 清司 京都大学, 農学部, 講師 (40026563)
小池 正之 筑波大学, 農林工学系, 助教授 (60032306)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1989
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キーワード | 東南アジア / 海岸砂丘地 / 農業開発 / スポット画像解析 / 農業機械化 |
研究概要 |
1.東南アジシの中でもタイ国の海岸砂丘地に特定してスポット画像2シ-ン(バンコク東海岸、マレ-半島のソンクラ周辺)を入手し、パソコンベ-スでのリモ-トセンシング画像処理、C言語による画像関係プログラムの開発を行った。そしてグラウンドツル-スを通じて教師付分類を行い、タイ国海岸の土地利用状況をはじめとする農業開発に必要な情報を得た。あわせて当該地域における、砂丘砂を含む土壌の物理化学的成文の分析を行い海岸砂丘地の農業的利用への基礎資料を得た。 2.水資源の有効利用を目的として、かんがいのための用水量調査と点滴かんがいを含む小規模かんがいシステムを検討した。そしてタイ国の日降雨デ-タから、タンクかんがいシステムモデルの解析例を示し、乾燥地域の解析結果と比較した。 3.タイ国における土地利用の実態と作物の栽培状況をクラスタ-分析により、類型化を試みた。分析にはイネ、キャッサバ、トウモロコシなど11作目を用い、1期作イネ型をはじめとする分類を構成作目と地理的分布から行った。 4.社会的、経済的要因分析を、タイ国の労働力移動とアラブ諸国への出稼ぎ問題に絞って行った。農業、製造業のGRPから国内地域格差について分析検討を加え、タイ南部の農業開発の重要性を示唆した。 5.タイ国とマレ-シアにおける農機具について、人畜力用農具と動力機械とにわけて考察した。そして、鍛治屋を中心とする農機具製造技術に検討を加え、土着の農業技術レベルの把握を試みた。 6.タイ国における農業機械化の歴史的発展過程を考察し、政策など機械化に伴う問題点を指摘した。そして技術的溢路の打開策と将来の農業機械化の展望を、とくに海岸砂丘地の農業開発における技術論的問題に焦点を絞って考察した。
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