研究課題/領域番号 |
63400008
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研究機関 | 福山大学 |
研究代表者 |
足利 末男 福山大学, 経済学部, 教授 (20026686)
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研究分担者 |
片岡 俊郎 福山大学, 経済学部, 教授 (40102404)
三輪 利英 福山大学, 工学部, 教授 (50157707)
山本 武彦 福山大学, 工学部, 教授 (50046710)
鷹村 権 福山大学, 教養部, 教授 (40101414)
濃野 隆之 福山大学, 教養部, 教授 (20033780)
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キーワード | 福山市の買物行動 / 芦田川の河川景観 / 因島周辺の海洋微生物 / 福山市の建築景観 / 福山市の財政構造 / 備後地域の情報化 / 山陽自動車道インターチェンジ / 備後の地域活性化事業 |
研究概要 |
備後工特地域(福山、尾道、笠岡、沿岸島しょ部、芦田川中流部)を中心とする備後地域の産業社会の変容を意識しつつ、その長期的な発展の可能性を、地域の文化、商業、地域活性化、交通体系、都市環境、産業フィージビリティ調査など、多角的なアプローチによって探る。本年度は主として研究分担者、あるいは研究グループによって個別の研究が進められ、部分的な成果をまとめている。主たる成果は次のようである。 1.福山の買い物行動調査。福山の商業が備後地域の商業中心地として発展することを構想するための基礎資料とするため、福山商工会議所の協力を得てアンケート調査を実施する。アンケートはライフスタイルの調査を核に具体的な買い物行動を聞いたものである。(中間報告書完成)。 2.備後都市環境調査。(1)芦田川の水質調査。(報告書完成)。(2)石材を中心とする都市(建造物)景観調査。(報告書完成)。(3)山陽自動車道インターチェンジ周辺(福山西インター)の住民意識調査。インターが立地することの、地域の活性化、生活環境への影響をどのように考えているのかを調査する。(報告書完成) 3.産業の可能性調査。(1)パソコン通信に焦点を当てて、地域の情報化の実態とその可能性を調査・研究する。地域の実態を、自治体を中心にアンケートと聞き取りによって調査する。(中間報告完成)。(2)因島周辺の海洋微生物調査(中間報告完成)。(3)松永周辺のい泥の調査。い泥の成分分析をしてセラミックス材料としての利用可能性を調査する。(報告書完成)。 その他、地域文化の研究、備後地域内の行政単位別の地域活性化の事例研究、備後の交通体系の整備構想に対する基礎調査、福山市を中心とする備後の財政分析が分担者によって進められている。
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