研究課題/領域番号 |
63400009
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研究機関 | 中村学園大学 |
研究代表者 |
松本 壽吉 中村学園大学, 家政学部, 教授 (60038396)
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研究分担者 |
田中 浩子 中村学園大学, 家政学部, 助教授 (50155157)
篠原 忍 中村学園大学, 家政学部, 教授 (50069770)
白木 静枝 中村学園大学, 家政学部, 教授 (90069766)
後藤 昌義 中村学園大学, 家政学部, 教授 (20037310)
今村 英夫 中村学園大学, 家政学部, 教授 (40168521)
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キーワード | ライフステ-ジ / 健康生活習慣 / 健康度 / 食生活習慣 / 運動生活習慣 / 食物摂取 / 形態発育 / 体力 |
研究概要 |
1.妊婦を対象とした研究(1)体重のコントロ-ルが重要である。そのためには栄養摂取と実施が必要である。(2)体力維持のためには運動実施が必要であり、種目は歩行、水泳が最適である。 2.幼児を対象とした研究(1)食習慣のよく噛む、好き嫌いなく、楽しく食べるは家族全員で楽しく食事をすることから身につくものである。(2)体力、運動能力は生活環境や母親の養育態度と関係があり、とくに幼児の遊びが重要である。 3.小中学校生徒を対象とした研究(1)食物摂取は野菜類が少なく、鉄の充足率が不足している。レバ-、納豆、ピ-マン等を嫌っている。間食は菓子が多い。(2)体力、運動能力は生活内容と関係がある。遊びの減少、室内ゲ-ムの増加、高学年生は塾、稽古の増加からの運動不足が明らかである。 4.女子大学生を対象とした研究(1)食生活では簡易食型が多く、朝食欠食習慣が多い。(2)運動生活では運動不足が多く、肥満ぎみの学生が多くなりつつある。 5.高年齢者を対象とした研究、食生活は世帯の構成や年齢と関係があり、単独世帯は簡易食型になりやする。 以上の結果は、各人に適切な健康生活習慣(食生活、運動生活、休養等)の指導を行うための基礎資料が得られたものと考える。平成3年度より本学に中村学園大学健康増進センタ-が開催されることになり、このセンタ-での健康増進指導に大きく利用していくことになる。
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