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1988 年度 実績報告書

産業の国際化・サービス化が地域雇用に及ぼす影響の総合的研究ー東海地域の事例を素材としてー

研究課題

研究課題/領域番号 63410013
研究機関静岡大学

研究代表者

安藤 実  静岡大学, 人文学部, 教授 (80021822)

研究分担者 小桜 義明  静岡大学, 人文学部, 教授 (60022307)
山本 義彦  静岡大学, 人文学部, 教授 (70022291)
居城 弘  静岡大学, 人文学部, 教授 (80022276)
武居 良明  静岡大学, 人文学部, 教授 (50020516)
重田 澄男  静岡大学, 人文学部, 教授 (50022182)
キーワード国際化 / サービス化 / 空洞化 / 地域経済 / 地域雇用 / 有効求人倍率
研究概要

1.本年度は、3カ年に及ぶ研究の初年度として、(1)研究課題にかかわる国際的及び国内的な理論ならびに実証の動向を整理し、月1回の定例研究会で議論したこと、(2)直接の研究対象である静岡県を含む東海地域の全国的な位置を見定めるために、全国をいくつかにグルーピング化しききとり調査と資料集めをおこなったこと、以上の2つをおこなっている。
2.上記(1)にかかわっては、国際的にはもっとも多くの議論をもつアメリカをはじめイギリス、フランス及び西ドイツの動向を整理し、国内的には、昨今の産業「空洞化」にかかわる議論を整理した。この中で、これまで比較的に軽視されてきたサービス化の各国における特殊性や第2次産業との有機的な関連について新しい論点を提起しつつある。上記(2)にかかわっては、北海道班、北九州班、中四国班、関西班など4班編成のもとにききとり調査をおこなった。地域雇用は、いずれの地域も改善されているが、北海道、九州などでは依然としてかんばしくなく、これとは反対に、北関東、東海などでは労働力不足にみまわれていることが明らかとなった。
3.収集した資料一覧をはじめ定例研究会での論点及び研究会ニュース等をもって編集した中間報告書を作成し、ききとり調査先に配布するとともに、今後の研究にいかしていく予定である。

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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