研究課題/領域番号 |
63420033
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高木 幹雄 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30013113)
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研究分担者 |
喜連川 優 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (40161509)
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キーワード | 画像データベース / 光ディスク / マスストーレージ / Image Database / Optical Disc / Mass Storage |
研究概要 |
衛星画像、印刷画像等の大容量データ処理蓄積、検索には、その大容量のために多くの問題が未解決のままである。即ち、処理の面では、画像データから画像データに変換する比較的単純な処理においても、大容量データを磁気ディスクから計算機にデータを転送、処理し、結果を再び磁気ディスクに戻すという現在の処理方法では膨大な時間を要し、大きな障害となっている。この点を解決するにはデータ転送の回数を減らし、データの入力時にデータの流れに多数のプロセッサを用意し順次処理するパイプライン的な構成が不可欠である。例として、毎日受信して処理している気象衛星データを対象にして構成法を検討して、処理システムを開発する。媒体の面では、光ディスクが速度の面では不十分であるが大容量化しつつあるので、蓄積時の圧縮、流出時の復元を媒体に入力する再に高速に行う新しい方法を開発する。 大容量画像データ変換処理アーキテクチャの検討の面では、大容量画像データの入出力時に、蓄積媒体への転送の間に、複数のプロセッサを置き、順次処理を施す。データフロー型パイプラインマシンについて検討を行い、ハードウェア、ソフトウェアの設計を行い、ディスクからの転送速度2.4MB/s、高速バスの速度40MB/sのマルチプロセッサシステムを試作した。 気象衛星画像データの放射量補正システムを検討し、そのデータの流れを解析し、精度の検討を行い、並列計算機上で実装し、上記の構成法による実現を検討した。 光ディスクを用いた画像データベースの検討を行い、光ディスクに画像を蓄積し、データベース化する際のデータ構送、ディレクトリ、画像サイズに対する取り扱い等を検討して、実装を行った。
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