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1988 年度 実績報告書

人工知能(AI)技術の水産資源の総合解析への応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63440014
研究機関東京大学

研究代表者

石井 丈夫  東京大学, 海洋研究所, 教授 (80013564)

研究分担者 稲垣 正  東京大学, 海洋研究所, 教務職員 (00151572)
山下 洋  東京大学, 海洋研究所, 助手 (40166682)
青木 一郎  東京大学, 海洋研究所, 助手 (40114350)
キーワード人工知能(AI) / 漁況予測 / カタクチイワシ / UNIX / NEXPERT
研究概要

人工知能(AI)技術の水産資源の総合解析への応用に関する研究の初年度として本年度は次の項目について実施した。
1.AI技法の利用において最も重要なのは今後解析に利用するハードウェアおよびソフトウェアの整備と基本的手法の利用と習熟であるため、今回は二つの手段を考え、これについて進めた。
2.AIではその処理内容の多さ、複雑さから超高速、大容量のメモリーを持つワークステーションの利用を考え、アポロ社製DN10000型を入手した。メモリーは32MB、ディスクは348MBを有し、今後の処理については十分な能力を有するものである。
3.この他これまでに用いてきたPC9800シリーズによる予備処理も、応用ソフト「創元」を用いて進めてきた。この場合は処理速度の関係からモデルも簡素化して行なった。
4.2.で述べたワークステーション用ソフトについては、言語系ソフト(LISP等)と応用ソフトの比較検討を行ない、応用ソフトによることにし、基本ソフト(UNIX)下で応用ソフト(NEXPERT)を用いることにした。これらについて全般の機能の把握と操作法の習熟は石井、稲垣が行ない、全員にてこれを習得するようにした。
5.適用する事例としては相模湾におけるイワシ類の漁獲量予測について行なうことにし、これについての知能データベースを作製するべく資料を収集し、種々の問題について検討した。これらの分析は主に青木、山下が担当し、システムとの整合性については全員で検討した。
6.以上、本年度の経過をふまえ、全体の総括と今後の展開の方針については石井が担当した。また応用ソフトウェアの利用については現在種々のソフトウェアの開発が行なわれ、「ファジー理論」などの導入の可能性もあるため、これらの適用時の問題点の検討は稲垣が行なった。

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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