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1990 年度 実績報告書

現代日本の「供養儀礼」の実態的研究

研究課題

研究課題/領域番号 63450006
研究機関大正大学

研究代表者

藤井 正雄  大正大学, 文学部, 教授 (30054638)

研究分担者 鷲見 定信  大正大学, 文学部, 講師
星野 英紀  大正大学, 文学部, 助教授 (00054669)
山ノ井 大治  大正大学, 文学部, 助教授 (60054649)
キーワード「供養」儀礼 / 水子供養 / 動物供養 / ペット供養 / モノ供養 / 新宗教 / 伝統的仏教寺院 / 霊魂観
研究概要

研究課寿である、現代日本の「供養」儀礼の実態的研究の最終年度に当たる本年は、これまで各研究者が独自に行なってきた研究成果を総合的に検討し、今野の課題を明らかにすることを主な目的とした。
具体的には、7月26日と27日の両日にわたって、総合的に「供養」儀礼の実態的変遷とその背後の霊魂観の変遷を担当している藤井正雄と、善光寺におけるモノ供養を含む総合的な供養の実態の調査研究を行なう山ノ井大治と新宗教における水子供養を研究対象とする星野英紀の三名が打ち合わせを行なった。そこでは、「供養」儀礼の定義について、各自の研究成果を踏まえて、かなり踏み込んだ徹底的な検討が行なわれた。そこで明らかにされたことは、「供養」儀礼という宗教行為は、現代の宗教状況ひいては文化的時代状況を解く鍵である、ということである。この概念枠をもって、さらに各自の研究を探めることにした。山ノ井は大学院生とともにこの直後、中条村に赴き、モノ供養と新宗教の都市近郊村落への浸透過程を調査した。ペット供養班は、2年度のアンケ-ト調査の分析に従事した。秋より、各自成果を文書化する準備に入り、最終的には、平成3年中には、成果を刊行する予定である。最後に、研究分担者であった、小野泰博氏が平成2年6月5日に急逝され、それまでの氏の研究成果が上梓されないことと最後までわれわれの研究への助力をいただけなかったことが惜しまれてならない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 武田 道生: "都市寺院における供養儀礼の実態" 宗教研究. 64. (1991)

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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