研究課題/領域番号 |
63460002
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤崎 源二郎 東京大学, 教養学部, 教授 (20012289)
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研究分担者 |
堀川 穎二 東京大学, 教養学部, 助教授 (40011754)
五味 健作 東京大学, 教養学部, 助教授 (20012502)
金子 晃 東京大学, 教養学部, 教授 (30011654)
近藤 武 東京大学, 教養学部, 教授 (20012338)
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キーワード | 類数 / 重偶コ-ド / 偶格子 / Bergman核 / 単純群 / 一般型代数曲面 |
研究概要 |
藤崎:類数1の代数体のガロアρ-拡大体の類数が、ρに関するある条件の下では1になることを示し、その応用としてρベキ分体の最大実部分体の類数についての定理を証明した。 近藤:重偶コ-ド(doubly even code)から偶格子(even lattice)を構成する方法がいくつか知られているが、その中の主なものについて、その対応が1対1であるかどうかを調べ決定した。(小さい次元で起る例外を除いて1対1) 金子:実解析的な境界をもつ有界領域が条件Qを満たすとき、Bergman核が超函数の積分の意味で領域上の(L^2級と限らない)任意の正則函数を再生できることを示した。 五味:2-局所部分群がすべて可解であるような、ほぼ薄い、標数2型の単純群の分類の証明を、持ち上げという新しい方法を使うことにより簡易化した。 堀川:C^2,=3ρg-7,3Pg-6の一般型代数曲面の主要なクラスの構造を定め、それに関連する代数多様体に関する結果を得た。
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