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1988 年度 実績報告書

体積力法に基づくパソコンの簡便・高精度応力解析システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 63460079
研究機関九州大学

研究代表者

西谷 弘信  九州大学, 工学部, 教授 (20037708)

研究分担者 尾田 安司  九州大学, 工学部, 助手 (20091340)
内堀 久幸  九州大学, 工学部, 助手 (80037788)
野口 博司  九州大学, 工学部, 助教授 (80164680)
キーワード応力解析 / 弾性力学 / 体積力法 / パソコン / 汎用プログラム
研究概要

32ビットワークステーションを購入し、それに適した体積力法(BFM)の汎用応力取解析プログラムの第1段を作製した。つまり、「数値積分を解析積分によって置き換え(これは境界の形状を近似的に取り扱うことを意味する)、およびそれによって生じる誤差を物理的考察に基づいて評価すること」に基づいて二次元及び三次元弾性問題解析プログラムを開発した。これによれば、この簡単なプログラムにおいても、有限要素法(FEM)や境界要素法(BEM)と同程度の結果が簡単に得られることが確かめられた。さらにプログラム上の開発ばかりでなく、ワークステーションにデジタイザーやX-Yプロッタを接続することにより、データの入出力が極めて簡単なシステムを構成した。
以上の昭和63年度の研究成果により、体積力法によれば、簡単なプログラムによっても有限要素法や境界要素法と同程度の結果が得られることがわかったので、現在は、できるかぎりの工夫を施した体積力法の汎用プログラムを開発中である。このプログラムの作製は非常にむずかしいが、これが一旦完成し、公開されれば、簡単にしかも高精度に、研究者及びエンジニアが応用解析を行うことができるようになる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 西谷弘信: 日本機械学会論文集A編. 54. 2093-2098 (1988)

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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