研究課題/領域番号 |
63460164
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
桑原 雅夫 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (50183322)
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研究分担者 |
尾崎 晴男 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (30204184)
赤羽 弘和 千葉工業大学, 土木工学科, 講師 (60184090)
越 正毅 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013109)
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キーワード | 織り込み区間 / 交通容量 / 追従挙動 / 車線変更 |
研究概要 |
1.昭和63年度に購入予定の主な設備備品であるビデオ一体型カメラ、ビデオデッキなどの織り込み交通流観測装置を全て購入、整備した。 2.以下の首都高速道路上の織り込み交通流のビデオ観測候地点について、車両感知器データを用いて巨視的な渋滞状況(交通量・走行速度・オキュパンシー)を分析した。 3号線:三軒茶屋-池尻区間 環状線:箱崎-江戸橋区間、江戸橋-呉服橋区間 湾岸線:葛西インター、辰巳-新木場区間 中央環状線:堀切橋-四つ木区間 3.ビデオ撮影による織り込み交通流観測実施の概要を以下に取りまとめる。 ビデオ観測地点 観測方法 三軒茶屋-池尻区間 隣接ビルの屋上からの撮影およびヘリコプターによる撮影 箱崎-江戸橋区間 ヘリコプターによる撮影 江戸橋-呉服橋区間 隣接ビルの屋上からの撮影 葛西インター 隣接ビルの屋上からの撮影 堀切橋-四つ木区間 気球に積載したビデオカメラ撮影 (狩場織り込み区間 日本道路公団の提供) これらの観測の内、気球による撮影は気象条件が好ましくなく画面が大きく揺れてしまったため、解析には適さない。この堀切橋-四つ木区間には、隣接する高層ビルもないため、次年度にもう一度気球あるいはヘリコプターを使った観測を実施したいと考えている。 4.撮影画像の解析については、現在車両の走行位置を約1秒間隔で読み取り作業中である。また、撮影画面の幾何補正、走行軌跡のスムージング、補完作業も同時進行中である。
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