研究概要 |
1.観測 昭和63年度に引き続き、以下の2織り込み区間において、上空からのビデオ撮影を実施した。 (1)葛西インタ-織り込み区間 (2)堀切-四ツ木織り込み区間 2.画像読みとり、平滑化、および補間 撮影画像から織り込み車およびその周辺の車両の走行軌跡を、約0.5〜1秒間隔で読みとる作業がほぼ完了している。 読みとった車両の座標を地図座標系へ変換した後、カルマンスム-ザ-を用いて座標のスム-ジングと補間を行なった。 3.解析 こうして得られた地図座標系の走行軌跡を用いて、以下の解析を実施中である。 (1)織り込み位置とギャップ,ラグの関係 (2)相対速度とギャップ,ラグの関係 (3)加減速度とギャップ,ラグの関係 4.シミュレ-ションモデルの構築 織り込み挙動、車線変更挙動を再現するモデルの構造を検討し、このモデルを用いたシミュレ-ションモデルをほぼ完成している。
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