研究概要 |
本年度はまず、昨年導入した多点風速計システムとの比較を踏えて、Large Eddy Simulationを用いた数値シミュレ-ションによる予測手法の改良を行なった。又、数値予測結果を基に、強風発生の原因となる建物コ-ナ-部での剥離渦に関して詳細に検討した。又、これと並んで単独建物モデル及び街区モデルを用いた風洞実験により、最大瞬間風速の分布に及ぼす建物高さ、街路幅の影響について風速のスペクトル,ガスト・ファクタ-,ピ-ク・ファクタ-等の分布を算出し、詳細に検討した。又、樹木の設置による最大風速の低減効果に関して調べた。
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