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1988 年度 実績報告書

文章理解のメカニズムに関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 63460225
研究機関福岡工業大学

研究代表者

田中 卓史  福岡工業大学, 工学部, 教授 (50038048)

研究分担者 西原 鈴子  国立国語研究所, 日本語教育センター, 室長 (60189298)
田町 常夫  福岡工業大学, 工学部, 教授 (90037656)
キーワード言語理解 / 文章理解 / 確定節文法 / DCSG
研究概要

昭和63年10月に研究代表者が国立国語研究所より福岡工業大学へ移動したので、新たに福岡工業大学において研究設備を整え、研究を進めた。
1.設備に関連して
言語モデルを構築し、実験・実証するための計算機設備として、ワークステーション(東芝AS3060)を導入した。このワークステーションのためのソフトウェアとして、エディンバラ大学よりC-Prologの提供を受け、うまくインストールすることができた。言語モデルの実験のために、既に開発していたソフトウェア「集合型言語の確定節文法DCSG」をワークステーション上に移し替えた。
2.言語の分析作業に関連して
既に収集していた言語データの分析作業を開始した。分析は次の順序で進めている。(1)文章が記述する対象世界の概念を洗い出す。(2)文章理解の過程で補われる対象世界の知識を枚挙する。(3)入力文を論理命題に変える。(4)知識を推論規則の形に整理する。(3)、(4)の作業で解決すべき多くの問題が現れている。
3.成果
言語理解モデルを実現するための道具として開発したソフトウェアDCSGに関する論文がJournal of Logic Programming(Elsevier)へ採録されることが決った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Takushi Tanaka.: Journal of Logic Programming.

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公開日: 1990-03-19   更新日: 2016-04-21  

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