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1989 年度 実績報告書

ヒト骨肉腫のTrausforming growth bactorの研究

研究課題

研究課題/領域番号 63480337
研究機関帝京大学

研究代表者

桧垣 昇三  帝京大学, 医学部, 助教授 (20107676)

研究分担者 長 紹元  帝京大学, 医学部, 教授 (90082106)
キーワードTnausfovwy growth 6ootor / Gowatowedin / TGFーβ / Autocrie growth 6ootor / Oute3sarome
研究概要

ヒト骨肉腫組織中にはEGFおよびTGFーαは存在せず、EGF関連の癌遺伝子は関係の少いことが考えられた。ヒト骨肉腫の粗抽出TGFをゲル濾過しTGF活性を見るとTGFーβはVoid Volumeと6KDo付近に溶出される症例とこの低分子に溶出されない症例があった。
いわゆる6KDoに溶出されるTGFーβは非結合型と考えられた。この非結合型のTGFーβが認められた4例中4例不幸な転帰を上った。
また、ソマトメジン(IGF1,2)は常に15〜20KDo付近にRIA活性が認められ、従来6KDo付近のIGFとかなり異った溶出パタ-ンが認められ、高分子型のソマトメジンが存在することが分ったが、OSTー1細胞からCーDNAを抽出してDNAを調べるとIGFー1,2のDNAは存在しなかった。これらのことより、現在、ソマトメジン抗体によるアフィニィティケロマトを用いて抽出中である。この成長因子を従来報告されていない新しいTGFの可能性がある。
現在迄のところTGFーβは単一のものでなく5種類が報告されているがいかなるTGFーβが予後に関係するのか組織化学的に検討中である。ハパリンアフィニティ-カラムによるTGFの分離;TGF活性物質はハパリンフフィニティに吸着し、常によって溶出される。本研究者達は従来、酸、熱に不安定であるとされていたハパリン結合成長因子の中で、酸,熱に安定なTGF活性を持った14〜16.5KDoの物質が存在することを明からにし、この物質が骨肉腫細胞のDNA合成を促進することが分かり、いわゆるautocvineの成長因子である可能性について報告した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] S.HIGAKI: "Isolotfoie,puvification acid stoble heparin biuding THFs" Caucer Res. (1990)

  • [文献書誌] S.HIGAKI: "Progvostic sigueficduce of TGF activityーA study of 18 osteosarcowa" Caucer Res.

  • [文献書誌] S.HIGAKI: "Osteoicl osteowa syuthesize moivly FGE_2" Clivical Orthops & releled Res.

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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