研究課題/領域番号 |
63480484
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
山内 忠平 鹿児島大学, 医学部, 助教授 (00041377)
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研究分担者 |
野添 新一 鹿児島大学, 医学部, 助教授 (10117533)
昇 卓夫 鹿児島大学, 医学部, 助教授 (40094164)
青山 公治 鹿児島大学, 医学部, 助手 (70117472)
上田 智之 鹿児島大学, 医学部, 助手 (80160175)
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キーワード | 動物室 / 環境 / 空中粉塵 / 空中細菌 / アンモニア / ラット |
研究概要 |
実験動物による気道アレルギーは動物室の空中粉塵がアレルゲンとして作用することをまえに報告し、その予防対策としては、動物室の気流をヒトの作業空間からラック・ケージを経て一方向に排気することによって著しく減少することを実験的に証明した。 山内、上田および青山班員1、昭和62年度に一方向気流方式の給・排気システムとして改造された鹿児島大学医学部付属動物施設のマウス、ラット、モルモット、ウサギ、イヌ、ネコおよびサルの飼育室について、当年度に本研究費で購入したパーソナルコンピューターおよび風速計を使用して温度及び風速分布を測定記録した。そして、実験動物施設の環境基準によく合致することを証明した。また、空中粉塵、空中細菌及びアンモニアも測定したヒトの作業空間はきわめて清浄度の高い環境に維持されていることを明らかにした。かつまた、実験動物の呼吸器感染病も激減した。同様の方法で昭和62年度に建設された徳島大学医学部動物実験施設のラットおよびイヌ飼育室についても温度、気流、空中粉塵、空中細菌およびアンモニアを測定して、ほとんど臭気のない清浄度の高い環境になっていることを明らかにした。 昇及び野添班員は鹿大医学部動物実験施設を使用する実験者及び実験補助者ならびに飼育技術者の改造前と改造後におけるアレルギーの出現状況を調査し、改造後に著しく減少していることを明らかにした。
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