研究課題/領域番号 |
63510002
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
松井 良和 三重大学, 人文学部, 教授 (60086163)
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研究分担者 |
小川 眞里子 三重大学, 人文学部, 助教授 (00185513)
清水 正之 三重大学, 人文学部, 助教授 (60162715)
山岡 悦郎 三重大学, 人文学部, 教授 (90115741)
伊東 祐之 三重大学, 人文学部, 教授 (50011359)
武村 泰男 三重大学, 教育学部, 教授 (20024432)
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キーワード | コト / コトワリ / 事実 / 言葉 / 理事無礙 / 事々無礙 / 道 / 法則 |
研究概要 |
1.定例研究会 昭和63年4月から平成元年2月までの間に6名の研究発表があった。 2.講演会 昭和63年12月21日に東京大学文学部教授、木村清孝氏を招いて「華嚴思想における理と事」と題する講演をしていただいた。質疑討論の結果、「理事無礙」はインド思想というよりむしろ中国思想であること、「事々無礙」は内容的には「理事無礙」と異ならないことなどが明らかになった。 3.研究合宿 昭和63年12月22日から三重県志摩郡志摩町の旅館「竹辨」に2泊して、佐々木能章氏のライプニッツ論文をめぐって討論し、宇宙におけるモナドの対応と連続律が理事無礙法界と似た点があることを見出した。次回は8月に高野山で清水正之氏の本居宣長論の予定。
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