研究課題
本年度研究実施計書に従って研究をつづけている。特に境のC^*-代数における代数解析的アプローチにおいての結果がいちじるしい。すなわち連績量子計をC^*-代数とその非有界微分の枠組のなかで公理化し、得られた公理系からTime evolutionを定義し、さらに平衡状態の存在を導いた。ついでこれらの公理系が、理想ボソン連績量子系、理想フェルミ連績量子系について適用されることを示した。さらにこれらの理論を相互作用のある連績量子系に対しても拡張することが今後の問題である。
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