研究概要 |
初年度に引きつづき、幾何学的アプロ-チとして、位相幾何学的Yang-Mills理論のBRST量子化にとりくむ。この時、Batalin,Fradkin,Vilkoviskyによって定式化されたハミルトン型式による方法を用いることによって、量子化は一意的に且つシステマティックに遂行することが出来た。その結果は、2次元における位相幾何学的なシグマ模型の量子化も含めて、下記の最初の論文に発表した。その後3次元の位相幾何学的理論の典型であるChern-Simons項とbosom-fermion変質についての研究にとりくんでいる。
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