• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1990 年度 実績報告書

転圧ノ-スランプコンクリ-トに対する配合設計方法と微粉末効果に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 63550354
研究機関和歌山工業高等専門学校

研究代表者

戸川 一夫  和歌山工業高等専門学校, 土木工学科, 教授 (80043537)

研究分担者 中本 純次  和歌山工業高等専門学校, 土木工学科, 講師 (70043552)
キーワード転圧コンクリ-ト / 締固め特性 / 充填率 / シリカフュ-ム / 岩石粉末 / 圧縮強度
研究概要

本研究はシリカフュ-ムおよび岩石粉末が転圧ノ-スランプコンクリ-トのフレッシュコンクリ-トの締固め特性さらには硬化後の諸特性におよぼす影響を微粉末の使用量を変化されて定量的に検討し,微粉末の適切な使用方法を究明したものである。
本実験結果を要約するとつぎのとおりである。
1.シリカフュ-ムは貧配合の転圧コンクリ-トに対してその添加率が大きくなるほど材令28日以降の圧縮強度を増大させる。
2.シリカフュ-ム分高炉スラグあるいはフライアッシュを多量に混入したコンクリ-トに添加しても圧縮強度を増加させない。
3.岩石粉末は結合材量が90kg/m^3のときは使用すると強度を大幅に増大させる。しかしながら,結合材量が180kg/m^3のときは使用すると強度は低下する。すなわち,岩石粉末はごく貧配合のときには強度増加に効果的であることがわかった。
4.岩石粉末はRCD用コンクリ-トの締固め特性を劣化させる。
5.岩石粉末は時間経過にともなうコンクリ-トの締固めのしにくさを緩和する効果がある。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 戸川 一夫,中本 純次: "貧配合ノ-スランプコンクリ-トへのシリカフュ-ムの利用に関する研究" セメント・コンクリ-ト論文集. 44. (1990)

URL: 

公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi