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1988 年度 実績報告書

施設宿根花卉の栽培基準に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63560028
研究機関岡山大学

研究代表者

小西 国義  岡山大学, 農学部, 教授 (20035968)

キーワード栄養吸収曲線 / 施肥曲線
研究概要

1.多年切りカーネーションの栽培基準
品種ノラとタンガーを用い、1年目の本年度は6月に定植して栽培した。従来の研究成果に基づき、栽植密度を48株/m^2、1株平均3本仕立ての144本/m^2とし、灌水点をpF1.5〜2.0、施肥はOK-F1(15-8.5-17)を用いて1回にN成分で3g/m^2、年間50回に分けて与えることとした。(総施肥量150-85-170g/m^2)。まだ生育途中であるが、2月末現在でベンチ1m^2当たりの切り花本数が361本、切り花重約9kgとなっていて、わが国平均の3倍近くなっている。
来年度以降は、この植物を5月末に切り戻して、最低3年間は同じ灌水と施肥管理で栽培しつづけ、生産性がどうなっていくかを調べる。
2.小鉢植え大菊の栽培基準
この実験は来年度実施の予定であったが、本年度予定していたミヤコワスレの良苗が得られなかったので、1年繰り上げて実施した。観賞用大菊15品種を8月1日に15cm鉢に植え、矮化剤処理によるいわゆる 「福助」 作りの栽培を行った。従来の研究成果に基づき、1鉢当たり1-0.5-1gのN、P、Kを吸収曲線に合わせて23回に分けて与えた。その結果、趣味栽培家の菊花展で上位入賞するものに相当する鉢花が生産できた。
来年度は、冬にも良質の花を咲かせるための栽培方法を検討する。

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公開日: 1990-03-20   更新日: 2016-04-21  

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