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1988 年度 実績報告書

カルシトニン、カルシトニン遺伝子関連抗原の合成分泌調節機構の検討

研究課題

研究課題/領域番号 63570150
研究機関東海大学

研究代表者

覚道 健一  東海大学, 医学部・病理学, 講師 (00112037)

研究分担者 長村 義之  東海大学, 医学部・病理学, 教授 (10100992)
渡辺 慶一  東海大学, 医学部・病理学, 教授 (00055865)
キーワードカルシトニン / カルシトニン遺伝子関連ペプチド / C細胞 / 細胞内プロセシング / 遺伝子プロセシング / C細胞 / 甲状腺
研究概要

カルシトニン(CT)とカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)は、CT/CGRP遺伝子にコードされており、プロセシングにより、神経組織ではCGRPが、甲状腺C細胞では主としてCT(95%)が産生されている。本研究計画では、本年度以下の点について明らかにすることができた。(A)人C細胞腫瘍を材料とし、免疫組織化学的にCTとCGRPの発現頻度について報告した。(論文(2)、(4))(B)電顕レベルでの免疫組織化学的局在について、正常人C細胞(論文(6))ラットC細胞(論文(2))ラット迷走神経(論文(3))を用い検討し、これらのペプチドが分泌顆粒に局在することを明らかにした。(C)人甲状腺C細胞より培養株(HMCa)を樹立し(論文(1))、この培養株を用い、種々の分化誘導刺激を加え、形態学的、内分泌学的に検討を加えた。(D)その中で、少量の紫外線照射が、カルシトニン産生能を指標とした分化に細胞分化誘導刺激として作用することが明らかとなった。(内分泌学会発表予定、ヒト甲状腺髄様癌細胞株HMCaにおける紫外線照射によるカルシトニン産生能の変化)。現在、カルシトニンcDNAプローブを精製し、最終産物ペプチドの検討だけでなく、遺伝子の活性化、増幅、mーRNA転写量の変化等についての検討を加えている。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Nakamura,A.: Virch Arch Pathol Anat. 53. 332-335 (1988)

  • [文献書誌] 覚道健一: 病理と臨床. 6. 191-200 (1988)

  • [文献書誌] Kakudo,K.: Brain Res. 440. 153-158 (1988)

  • [文献書誌] 覚道健一: 病理と臨床. 6. 778-784 (1988)

  • [文献書誌] 覚道健一: 病理と臨床. 6. 790-797 (1988)

  • [文献書誌] Kakudo,K.: Acta Anat.

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公開日: 1990-03-20   更新日: 2016-04-21  

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