• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1990 年度 実績報告書

正常な老化における心機能と脳循環,脳萎縮の関連

研究課題

研究課題/領域番号 63570365
研究機関島根医科大学

研究代表者

小林 祥泰  島根医科大学, 医学部・第3内科, 講師 (00118811)

研究分担者 岡田 和悟  島根医科大学, 医学部・第3内科, 助手 (00169103)
キーワード心拍出量 / PVH / P300
研究概要

心拍出量と大脳白質病変、事象関連電位の関係について地域在住健常成人92名を対象(平均56.5才)に検討した。方法:常伝導型MRIによるT2強調画像水平断にてPVHの定性的評価を行なった。質量分析装置を用いたアセチレンガス、アルゴンガス、炭酸ガス,酸素、窒素ガスの混合によるreーbreathing法により非侵襲的に心拍出量、測定した。事象関連電位測定は音刺激P300を用いた。
結果:1)年令とPVHの程度はr=0.47(p<0.001)と有意な相関を示した(左図)。
P300潜時も加令と共に延長することが知られており今回も年令と有意な正相関を示した。
2)心拍出量とPVHの程度の間にはr=-0.12と有意な相関はみられなかった。
3)心拍出量とP300潜時の間には有意な相関はみられなかった(右図)。
4)P300潜時とPVHの程度との間には有意な相関は見られなかった。
考案:多数例の健常成人におけるP300潜時、PVHとの関連については心拍出量との間に有意な相関はみられなかった。本対象群ではPVHの高度な例が少なく、3度以上がわずか4例に過ぎなかったことがこの結果に影響していると思われる。今後、PVHの高度な例が多い高齢者を加えて検討する必要があると思われる。P300潜時についても同様のことが考えられ、年令分布が偏ったため心拍出量の値が収束してしまい明らかな傾向がみられなかった可能性を否定できない。しかし、P300潜時は年令と相関しており心拍出量とは関連しないと考えるのが妥当かも知れない。この点についても年令分布を考慮にいれて多変量解析も含めて再検討する余地があろう。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] S.Kobayashi: "Primitive refleses and MRI findings,cerebral blood flow in normal elderly" Gerontology. 36. 199-205 (1990)

  • [文献書誌] M.Kitani: "Conputed tomography with longisudival followーup brain atrophy in patients with Parkinson's disease" Gerontology. 36. 361-368 (1990)

  • [文献書誌] H.Fukuda: "Frontal ubivk walter lesions and dementia in lacunan in forction" Stroke. 21. 1143-1149 (1990)

  • [文献書誌] S.Kobayashi: "Incidence of Silent lacunar lesion in normal adults and relation to cerabral blood flow and risk factors" Stroke.

  • [文献書誌] S.Kobayashi: "Permentricular ubivk walter changes and cerebral blood flow in multiーinfonet dementia and dementia of alzheimer's type" J CBF Metabol. (1991)

URL: 

公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi