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1988 年度 実績報告書

脂肪塞栓症候群の研究

研究課題

研究課題/領域番号 63570698
研究機関三重大学

研究代表者

塩川 靖夫  三重大学, 医学部附属病院, 講師 (80115708)

研究分担者 上野 起功  三重大学, 医学部附属病院, 助手 (00151811)
太田 健二  三重大学, 医学部, 助手 (90194159)
キーワードFat-Embolism / Analysis of Faty Acid
研究概要

3頭の成犬(10〜15kg)を用いて、その皮下脂肪、骨髄脂肪、および血液脂質の脂肪酸分画を測定した。その方法は皮下脂肪、および骨髄脂肪は成犬より採取後、emulsion化し、Folchの方法にて抽出しガスクロマトグラフィーにて測定した。結果は各脂肪酸にて差異が認められたが、主なものを上げるとその平均値は、Palmitic acidが15.05%(皮下)、14.69%(骨髄)、Stearic acidが6.35%(皮下)、4.17%(骨髄)、Oleric acidが36.66%(皮下)、41.12%(骨髄)、Liroleic acidが26.73%(皮下)、25.21%(骨髄)であった。血液脂質は現在分析中である。成犬(10〜15kg)を用いて骨折後の肺、および骨折させていないものの肺の脂肪酸分画を測定した。その方法は大腿骨骨折を生じさせ、2日後に肺を摘出し、emulsion化し、Folchの方法にて脂肪を抽出し、その脂肪酸分画を測定した(6頭)。また骨折のない成犬の肺も摘出し、同様の方法にて脂肪酸分画の測定を行った。(4頭)これらの脂肪酸分画に関しては、現在分析中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 上野起功: 第4回日本整形外科学会基礎学会.

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公開日: 1990-03-20   更新日: 2016-04-21  

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