研究課題/領域番号 |
63570703
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
|
研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
宮元 章次 琉球大学, 教養部, 講師 (90157678)
|
研究分担者 |
上里 智美 琉球大学, 医学部, 助手 (90151779)
乗松 尋道 香川医科大学, 医学部, 教授 (00156241)
茨木 邦夫 琉球大学, 医学部, 教授 (00107187)
TAKARA Hiroaki Uni. of the Ryukyus, Faculty of Medicine, Professor (90101493)
|
研究期間 (年度) |
1988 – 1990
|
キーワード | 骨粗鬆症 / DPA / 骨塩量 / 青年期骨格 / 性ホルモン / 脊椎圧迫骨折 / 大腿骨頸部骨折 / DEXA |
研究概要 |
本共同研究は骨格系完成時期である青年期初期において体育スポ-ツがどの程度骨格系に影響を及ぼし得るものであるかについて、昭和63年から平成2年にかけて青年期骨格系骨塩量(正常値)及び体育スポ-ツによる骨塩量の動態について検討したものである。 青年期の発育発達はほぼ終わっているが骨塩量は増加を示し30歳代にほぼ最大に達っする。これを最大骨塩量(PeakBone,Mass)とよぶ。骨粗鬆症の予防にはまずこの最大骨塩を高めておく必要がある。最大骨塩量は運動、栄養などのライフスタイル及び遺伝的な要因、ホルモンのバランスに大きく関与している。そこで日常生活上影響をおよぼしていると思われるいくつかの因子について検討を行なった。 骨格系の骨塩量測定にはLunar社制のDP3およびDEXAを用い、主として大腿骨と腰椎について測定した。アンケ-ト調査はスポ-ツ歴の有無、食事量、牛乳の嗜好度、その他女子については初潮年齢、生理の規則性などについて調べた。体力テストは静的筋力を中心に握力、背筋力、脚筋力等の項目について実施した。体格は身長、体重、脂肪率LBM等について求めた。 その結果、本報告書では、1.習慣的な運動が青年期の骨塩量に及ぼす影響、2.多変量解析による青年期骨塩量の評価をとりあげ、骨塩量測定による青年期骨格系の基礎的資料を得、また運動の身体的影響について分析・考案した。
|