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1988 年度 実績報告書

非脱分極性筋弛緩薬の作用に対する抗コリンエステラーゼ薬によるリバースの定量的検討

研究課題

研究課題/領域番号 63570724
研究機関岡山大学

研究代表者

太田 吉夫  岡山大学, 医学部附属病院, 講師 (30136006)

キーワード神経筋伝達 / 筋弛緩薬 / 抗コリンエステラーゼ薬 / 量反応曲線
研究概要

ラットの横隔膜神経筋標本を用い、5種類の筋弛緩薬について、100nM及び1μMのネオスチグミンによるリバースの程度を量反応曲線により定量的に検討した。各種筋弛緩薬のED50はメトクリン<d-ツボクラリン<アルクロニウム<パンクロニウム<ベクロニウムの順であり、1μMのネオスチグミンによるED50の変化(リバースの程度)は、ED50の小さい(効力の強い)筋弛緩薬ほど大きい傾向があった。100nMのネオスチグミンの効果には一定の傾向を認めなかった。(下表)一方、量反応曲線の傾きは、d-ツボクラリンに対しアルクロニウム、パンクロニウム、ベクロニウムは平行であるが、メトクリンのみ有意に(P<0.05)傾きが異なっていた。
*ED50±95% confidence limits
**対照群のED50を1とした場合のED50の比

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 太田吉夫: 麻酔. 36. S278 (1987)

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公開日: 1990-03-20   更新日: 2016-04-21  

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