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1988 年度 実績報告書

ホルモン抵抗性前立腺癌のモノクロナル抗体による臨床的検討

研究課題

研究課題/領域番号 63570743
研究機関福井医科大学

研究代表者

秋野 裕信  福井医科大学, 医学部, 助手 (90159335)

研究分担者 岡野 学  福井医科大学, 医学部, 助手 (50169132)
三輪 吉司  福井医科大学, 医学部, 助手 (10209968)
中村 直博  福井医科大学, 医学部, 助手 (90189051)
清水 保夫  福井医科大学, 医学部, 助教授 (90108093)
キーワード前立腺癌 / モノクロナル抗体
研究概要

PC-3前立腺癌細胞に対するモノクロナル抗体の作製をおこなった。融合細胞にはSp2-0/Ag-14を用いた。モノクロナル抗体はPC-3細胞に対する反応性を酵素抗体法で検討することによりスクリーニングをした。PC-3細胞と反応性を有するモノクロナル抗体について前立腺肥大症組織、正常膀胱組織、膀胱腫瘍組織との交叉反応性を検討した。その結果得られたモノクロナル抗体はPC-3細胞以外の前記の組織のいくつかと交叉反応性を示した。
よって本研究の目的はホルモン抵抗性前立腺癌に特異的なモロクロナル抗体を作製することが第1の目的であるが、現在の段階ではその目的を達成していない。その理由としてはBalb/Cマウスの免疫にPC-3細胞を用いたことが原因と考えられ、その対策として免疫物質(細胞)を他の未分化前立腺癌株(PC-NCI)、福井医科大学泌尿器科にて樹立したヌードマウス移植未分化前立腺癌および手術により得られた前立腺癌組織にすることによりモノクロナル抗体を作製する予定である。
また正常前立腺、前立腺肥大症に存在する抗原が前立腺癌にて特に強く発現する 可能性も考慮し検討する予定である。

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公開日: 1990-03-20   更新日: 2016-04-21  

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