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1989 年度 実績報告書

血栓性疾患患者血小板におけるPGE,/PGI_2レセプタ-に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 63571113
研究機関東海大学

研究代表者

安藤 泰彦  東海大学, 医学部, 教授 (50051470)

キーワードPGE_1, / PGI_2レセプタ- / 血小板膜蛋白 / 血栓症 / adenylafe cyclase / cAMP
研究概要

平成元年度は主として(1)PGE,/PGI_2レセプタ-活性測定における感度の向上、(2)同レセプタ-蛋白のより高度の純化を目的に検討を行なった。
(1)においては、用いるdetergentの種類および濃度が問題となる。より温和な条件で、レセプタ-を変性させることなしに十分可溶化することが必要である。この目的のために、Triton X-100のほかに、CHAPS、Lubrol PX、Tween 60についても検討を加えた。その結果、CHAPS(0.2%)がTriton X-1000(0.1%)と同等の有効性を示した。
更に、detergentを取り除く目的で、Bio-Beads SM-2を用い、測定感度の改善を見た。
(2)については、蛋白質の純化に適しているFast Protein Liquid Chromatography (FPLC.ファ-マシア/LKB社)を用いて検討した。陰イオン交換樹脂であるMono Q、さらにゲル濾過用にSuperose6 HRを用いた。得られたレセプタ-蛋白の純度をSDSーpolyacrylamide gel electrophoresisを用いて分析したが、単一の蛋白バンドを得るには到らなかった。

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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