研究課題/領域番号 |
63571116
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研究機関 | 神戸女子薬科大学 |
研究代表者 |
渡辺 富久子 神戸女子薬科大学, 薬学部, 教授 (10068322)
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研究分担者 |
西口 嘉乃 神戸女子薬科大学, 薬学部, 助手 (60208171)
木口 敏子 神戸女子薬科大学, 薬学部, 講師 (70068344)
小林 吉晴 神戸女子薬科大学, 薬学部, 講師 (20133647)
内藤 猛章 神戸女子薬科大学, 薬学部, 教授 (00068339)
二宮 一弥 神戸女子薬科大学, 薬学部, 教授 (00068321)
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キーワード | 螢光偏光免疫定量法 / デキサメサゾン / プレドニゾロン |
研究概要 |
デキサメサゾンについては、昨年度に引き続き検討を加えデキサメサゾン投与後の検体血清について、本研究により開発したシステムにより血中濃度測定を試みた。 プレドニゾロンについては、コルチゾ-ルの構造との唯一お相違点であるC-1位の二重結合をより認識させるため、21-ヘミサクシネ-トを合成し免疫原を作製して家兎に免疫し抗プレドニゾロン抗血清を得た。これを精製してEIAにてコルチゾ-ルとの交差反応が9.6派という満足し得る抗体を得ることができた。なお現在モノクロ-ナル抗体作製に努力しているところである。 本システムへの適用は、検量線の作製には成功した。プレドニゾロンは血清中においてコルチゾ-ルと同様にコルチコイド結合タンパク室と大部分が結合しているため、解離剤の添加が必要である。この問題に対しても、ひき続き検討を行っている。
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