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1988 年度 実績報告書

近現代都市資料のデータベース化とその分析作業

研究課題

研究課題/領域番号 63625010
研究機関一橋大学

研究代表者

古賀 正則  一橋大学, 社会学部, 教授 (90046897)

研究分担者 寺阪 昭信  流通経済大学, 経済学部, 教授 (30008643)
谷口 晋吉  一橋大学, 経済学部, 教授 (50114955)
佐藤 宏  アジア経済研究所, 地域研究部, 研究員
大木 昌  八千代国際大学, 政治経済学部, 教授 (50121413)
臼田 雅之  東海大学, 文学部, 助教授 (60151867)
キーワード都市化 / セグリゲーション / 宗派別社会集団 / イスラム教徒 / 植民地都市
研究概要

1.本年度は、インドネシアの都市地図・都市資料に関するデータベース作成のため資料の検索、および入手したデータの一部入力を行なった。また名古屋商科大学、天理大、アジア経済研究所の所蔵する近現代インドネシア地図の検索を行ない、植民地時代の雑誌、書籍にふくまれているさまざまな地図をカード化した。こうした地図情報を10項目にわけてフロッピーディスクに入力した。インドについては、Report on the Native Papersのベンがル地方に関するマイクロフィルムを入手、その記事内容のキーワードによる検索システム作成のため、記事内容のカード化と分類作業を行なった。またインド、パキスタンの都市に関する各種の図書資料を収集し都市についての各種の統計を取り出し、整理、検討の上、データベース化のため一部フロッピーディスクに入力した。統計以外の情報のデータベース化は今後の課題である。
2.こうしたデータベース作成のための作業とならんで、たとえばスラバヤを事例として、地図と統計資料を用いながら、都市社会の形成、発展、変容の過程を歴史的に検討し、あるいはカルカッタやボンベイをとりあげ、都市社会の空間的な構造が、政治、経済的変動にともなってどのように変化してきたかを、歴史的に解明するといったことを試みてきた。こうした研究の成果の一部は、研究会において発表されその要旨は冊子の形で公刊された。
3.インドのマドラス地方を中心に19,20世紀の土地所有者台帳のデータを電算機で解析し、都市における土地所有の変化を追跡するための作業をすすめており、次年度にはその成果を取りまとめて報告する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 古賀正則: 地理. 33(2). 46-55 (1988)

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公開日: 1990-03-20   更新日: 2016-04-21  

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