研究課題/領域番号 |
63810004
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研究種目 |
試験研究
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
安藤 忠 大阪府立大学, 社会福祉学部, 助教授 (80168038)
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研究分担者 |
大貝 茂 北九州市立総合療育センター, 言語訓練係長
井上 和子 大阪女子短期大学, 助教授 (80149559)
牧里 毎治 大阪府立大学, 社会福祉学部, 講師 (40113344)
齋藤 洋典 名古屋大学, 教養学部, 助教授 (40178504)
野沢 正子 大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (70071214)
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キーワード | ダウン症 / 精神遅滞児の療育 / 療育プログラム / 通信教育 / コンピュ-タ-管理 / 地域リハビリテ-ションシステム / 早期療育 / 障害児の福祉 |
研究概要 |
平成元年度研究実績は以下の通りである 1.ダウン症児療育の内容・手順等の問題整理に関しては 1)生命・健康の維持、2)保健医療、3)介護、援助、療育、4)心理・社会性の発達、5)家庭の受容の問題については、63年度の内容に加えて新らたに、評価内容を加え、小グル-プでのテストによりその有効性を確認し、最終段階のまとめを行った。 2.ダウン症児早期療育システムの必要領域の検討に関しては 1)記述の表現発容の統一については、3次案を作制し、最終段階のまとめを行っている。 2)記述の省力化(コンピュ-タ-処理記号化)に関しては、粗案段階から第2次案にすすみ、コンピュ-タ-言語化を図っている。 3)諸記録の一元化に関しては、現在進行中である。 4)記録検索の簡便化も最終段階に向け作業中である。 5)療育方法論の統一に関しては、細部を除いて完成した。 6)立体的指導案の提示に関しては尚未整理部分を残す。 3.ライフスタイル上でのシステムの位置づけ、機能の検討に関しては検討を終了し、ほぼ実用的システムを満足するものを得た。 4.運用に向けての地域ケアシステムの整備に関しては 子どもの城グル-プ、神戸児相、各地親の会の活動を通して整備化はほぼ終了した。 5.ダウン症児に関する研究発表 ダウン症児の保育、教育、社会生活三部作は同朋出版舎より出版決定、執筆者決定、依頼を行なう。また、整形外科学会総会のパネルディスカッション、日本リハ医学会などでの発表も決定した。
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