• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1988 年度 実績報告書

葉の分光反射率・分光透過率を用いた葉内クロロフィル量測定装置の試作研究

研究課題

研究課題/領域番号 63850086
研究機関東京大学

研究代表者

山田 範秀  東京大学, 工学部, 助手 (30182546)

研究分担者 松野 虎夫  ジルコ株式会社, 計測機器部, 主任研究員
藤村 貞夫  東京大学, 工学部, 教授 (30010961)
キーワードクロロフィル / 葉の反射率 / 葉の透過率 / 葉の光学的モデル / 多重反射
研究概要

1.測定装置の設計:ロックインアンプ(EG&G PAR5210)を購入し、既存のモノクロメーターと組合せ、精度の高い基礎試験を行った。パーソナルコンピューター(NEC PCー9801 RA5)を購入し、基礎実験により得られたデータの解析および、シミュレーションを行った。以上の結果に基づいて、測定法の検討および測定装置の設計を行った。
2.測定装置の製作:佐野機工(株)と共同して、葉内クロロフィル量測定装置の試作を行った。試作機の性能は、700、720、900nmの3色における葉の反射率と透過率を約30秒で測定するものである。
3.試作装置の試験:ハンドヘルドコンピューター(エプソンHC40)を購入し、AD変換器を組み込み、それを用いて試作装置の試験を行った。様々な対象について精度良く測定されているか否かを検証するために、試作機により得られるデータと、既存の反射率測定装置(CARY17D)および透過率測定装置(日立557型分光器)により与えられるデータとの比較、検討を行った。
4.試作装置の改良:試験の結果に基づき、装置の問題点を明らかにした。現在、試作装置の改良中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 山田範秀: 計測自動制御学会論文集. 24ー5. 438-444 (1988)

  • [文献書誌] N.Yamada: Proceedings of IGARSS '88 Symposium,Edinburgh. 833-834 (1988)

URL: 

公開日: 1990-12-19   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi