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1988 年度 実績報告書

運転座席振動レベル個人ばく露計の試作

研究課題

研究課題/領域番号 63870026
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

西山 勝夫  滋賀医科大学, 医学部, 助教授 (60077691)

研究分担者 鈴木 克己  リオン株式会社, 育測技術部, 部長
渡部 眞也  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90000918)
キーワード運転 / 座席振動 / 全身振動 / 振動レベル / 個人ばく露計
研究概要

種々の職業的運転手が運転中に曝露される全身振動の実態調査研究に必要な運転座席振動レベル個人曝露計を試作することが本研究の目的である。
本年度は、わが国で市販されている国際規格(ISO 5008)を満たす座席用振動ピックアップがそのまま使用可能な3方向振動レベル測定部及び振動レベル・運行データ収録部からなる一号機を試作した。完成した全身振動レベル測定部の特性は以下の通りであった。
(1)適用規格 ISO 2131、JIS C-1510
(2)測定範囲 80〜150dB 0bB=1×10^<-6>m/s
(3)周波数範囲 1〜90Hz
(4)周波数補正回路 水平特性(X、Y)、鉛直特性(Z)ともISO 2631による
(5)自己雑音 55dB以下
(6)出力端子 交流出力 上限値3.0V(RMS)
直流出力 レベル化直流出力 上限値3.5V、0.5V/10dB
データ収録部は、市販のディジタルデータレコーダ(入力チャネル:最大8チャネル、サンプリング:20μs〜10s、分解能:14ビット、入力媒体:3.5インチフロッピーディスク)を利用し、データ処理はラップトップコンピュータで実行することにした。
本機の総合調整は終了し、現在実地試験中である。

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公開日: 1990-12-19   更新日: 2016-04-21  

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