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1988 年度 実績報告書

臨床用歩行分析支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 63870060
研究機関広島大学

研究代表者

伊藤 宏司  広島大学, 工学部, 助教授 (30023310)

研究分担者 森本 正治  労災リハビリテーション, 工学センター, 主席研究員
辻 敏夫  広島大学, 工学部, 助手 (90179995)
黒瀬 靖郎  広島県立身体障害者リハビリテーション, センター, 医務部長
三田 勝己  愛知県心身障害者コロニー, 発達障害研究所, 室長
土屋 和夫  労災リハビリテーション工学センター, 所長
キーワード歩行分析 / 知識ベース / 支援システム / リハビリテーション工学
研究概要

歩行分析を1)歩容の把握、2)因果関係の推定、3)歩容の評価、4)歩容の予測の4ステップに分け、それぞれの場面で、医師・理学療法士の理解を支援するため、以下のサブシステムからなる知識ベースを構築した。
1.患者データ・フレーム…患者毎にID、原波形、歩容(特徴)パラメータをフレーム形式で格納した。
2.歩容パラメータに関する知識ベース…歩容パラメータの運動学的・力学的・医学的意味及びパラメータ間の関係を記述した。
3.歩行障害に関する医学的知識…歩行疾患を1)神経・筋系障害、2)鎮痛性障害、3)足及び足関節障害、4)膝関節障害、5)股関節障害に大きく分け、更に総計50に細分類した。今後は、疾患毎の特徴項目を追加・ランク付けすると共に、代表的治療法・手術法も付け加える必要がある。
4.カルテ・データベース…医師・理学療法士自身によってカルテをデータベース化できるように、チェック・リストを作成した。
今後は、マルチ・ウィンドー処理及びマウスによるアイコンまたはメニュー選択方式により応答性を改良して、ヒューマン・インタフェースの充実を図る必要がある。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 北田竜夫: バイオメカニズム. 8. 207-216 (1988)

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公開日: 1990-12-19   更新日: 2016-04-21  

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