研究課題/領域番号 |
63870089
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
山中 宏 東北大学, 薬学部, 教授 (40004551)
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研究分担者 |
新妻 節子 日本化薬株式会社, 総合研究所, 研究主幹
滝田 智久 日本化薬株式会社, 常務取締役
大西 修平 東北大学, 薬学部, 教務系技官 (20213796)
今野 昌悦 東北大学, 薬学部, 助手 (10006348)
坂本 尚夫 東北大学, 薬学部, 助教授 (00006347)
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キーワード | デアザプリン環 / 鎖状ヌクレオシド / パラジウム触媒反応 / 有機スズ化合物 |
研究概要 |
前年度に引き続き、オキセタノシン関連ヌクレオシドの合成研究を行い、以下の結果を得た。 1.ピロロ〔2,3-d〕ピリミジンからの鎖状Nーヌクレオシドの合成 目的とするNーヌクレオシドの合成に先立ち、デアザプリン環であるピロロ〔2,3-d〕ピリミジン環を、有機スズ試薬を用いるバラジウム触媒クロスカップリング反応を鍵段階として合成し、次いで糖鎖を導入することによって、鎖状Nーヌクレオシドを合成した。 2.ピロロ〔3,2-d〕ピリミジンからの鎖状Cーヌクレオシドの合成 前年度の研究によって、その合成法を確立することができた7ーホルミルピロロ〔3,2-d〕ピリミジンを出発原料とし、以下に示す合成経路に従い、鎖状Cーヌクレオシドの合成を行った。
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