研究課題/領域番号 |
63870113
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研究種目 |
試験研究
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
島口 貞夫 北里大学, 看護学部, 教授 (30050389)
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研究分担者 |
竹内 昭博 北里大学, 医学部, 助手 (20163371)
鶴田 陽和 北里大学, 医学部, 助手 (10112666)
林 滋子 北里大学, 看護学部, 教授 (30010010)
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キーワード | CAI / QRS / 医学的知識 / 看護学知識 / 看護婦国家試験 / 保健婦国家試験 / 助産婦国家試験 |
研究概要 |
1) 本年度当初に計画した研究目的の第一段試、すなわち32ビットEWSへのQRSプログラムの移植は、ほゞ不完全ながら達成した。不完全という意味は我々の入手したNEWSー1850はいわゆる新製品であり、しかも最初のロットの製造(#10066)であるということもあってか、正常に作動しなかったり、あるいは原因不明のシステムダウンを引き起こすこともあったり、必ずしもプログラムの移植が完了したとはいいがたいことがあったからである。これは一つには、OSがBSD4.2からBSD4.3にバージョンアップされたこと、およびXーWINDOWがX10からX11にしかもXー11のバージョがレリース1から2に変更されたことゝ無縁であるとはいえない。つまりNEWSを入手した昭和63年10月から平成元年2月末までの僅か5ケ月の間にNEWS-OSが3.0から3.2に3回も代ったことでも、プログラムの動作環境がいか整備されていなかったかが容易に分る。平成元年2月末現在では、NEWSにRS232Cで接続されたPCー9801をNEWSの端末とするいわゆるエミュレーション・ソフトは完成し、NEWS上のQRSのプログラムをNEC PCー9801のうえで作動させることも可能な状態となっている。もちろん、NEWSのコンソールで同時にQRSプログラムを実行できるのはいうまでもない。 2) 従来NEC PCー9801のうえで作動していた看護婦国家試験問題とその解答ファイル(科回別に作成)約1Mの集録は完了している。 3) QRSプログラムの機能拡充(例えば学習履歴のFD等への記録)は未だ実現をみていない。その理由は1)において述べられたことと同様である。 4) 新規データの集録は、本年度の謝金計上が不可能であったので、余り進行していない。病理学に関するキーワード約200とその解説、第66回〜69回の看護婦国家試験問題とその解答および昭和63年度の看護婦、保健婦、助産婦国家試験問題とそのキーワード等約500Kであった。
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