公募研究
本申請課題の目標を達成する為の鍵は「理論的にin situナノ空間制御法を実行すること」と「生成する金属ナノ粒子の局所原子構造の的確な把握」にある。前年度までに得られた「in situナノ空間制御法の理論的制御」に関する研究成果では、「還元剤の種類・量」、「金属源の種類・量」「溶媒の種類」「反応温度」「反応濃度」が金属ナノ粒子を作成する上で、重要であることが明らかになった。そこで、平成29年度は、これらの結果を基に、ルテニウムナノ粒子触媒ニッケルSARuNp、卑金属ナノ粒子触媒ニッケルSANiNpと鉄SAFeNpの理論的創製に関する研究をを継続した。その結果、上記5項目の中でも、特に「還元剤の種類」がこれら金属ナノ粒子触媒を製造する上で特に重要であることがわかった。なお、各種金属ナノ粒子触媒を高輝度放射光を用いたX線微細構造解析(XAFS)に付し、金属ナノ粒子中の各種金属の価数や大きさに関する知見も得ることができた。さらに、これら金属ナノ粒子触媒を用いる高難度分子変換についても種々検討することができた。
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (38件) (うち国際学会 13件、 招待講演 4件)
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