公募研究
π共役系有機分子および高分子の自己組織化によるマイクロ構造体の形成および、レーザー発振特性の発現に関する研究を行い、領域内共同研究成果3報を含む計7報の論文を発表した。具体的には、1.炭素架橋オリゴフェニレンビニレンマイクロ結晶によるレーザー共振器の作製と、エネルギー移動に関する考察(Nano Lett. 2018、領域内共同研究、国際共同研究)、配位性共役ポリマー/ユーロピウム錯体複合帯マイクロ球体によるエネルギー移動型レーザー発振共振器の実現(Chem. Asian J. 2019)、3.自己組織化BODIPYマイクロロッドによる多色発光マイクロ共振器の作成と、赤及び緑発光の物理的起源の解明(J. Phys. Chem. C 2019、領域内共同研究、国際共同研究)、4.カルバゾールージベンゾフラン連結体による金属を含まない単一分子要素からなる白色有機電界発光材料の開発(Adv. Funct. Mater. 2019)、5.誘電性をスイッチ可能な強誘電共役ポリマーの実現(Angew. Chem. Int. Ed. 2018、国際共同研究)、6.ポリチオフェン/フラーレン誘導体バルクヘテロ接合球体の作製による光電変換マイクロ球体の実現。マイクロ構造体形成によるホール輸送特性の顕著な増大を確認し、そのメカニズムについて電気化学測定、X線光電子分光測定、およびマイクロ波電気伝導度測定結果などから考察した。(ドイツHeidelberg大学との共同研究、ACS Appl. Polym. Mater. 2019)、7.プロトン付加/脱離によるWGM発光の変調(Chem. Lett. 2019)。
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2019 2018 その他
すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 5件、 査読あり 7件) 学会発表 (52件) (うち国際学会 16件、 招待講演 8件) 備考 (4件) 産業財産権 (1件)
Chem. Lett.
巻: 0000 ページ: 0000
ACS Appl. Polym. Mater.
巻: 1 ページ: 118-123
10.10 1021/acsapm.8b00170
Adv. Funct. Mater.
巻: 29 ページ: 1805824
10.1002/adfm201805824
J. Phys. Chem. C
巻: 123 ページ: 5061-5066
10.1021/acs.jpcc.8b09202
Angew. Chem. Int. Ed.
巻: 57 ページ: 17019-17022
10.1002/anie201808827
Chem. Asian J.
10.1002/asia.201801219
Nano Lett.
巻: 18 ページ: 4396-4402
10.1021/acs.nanolett.8b01442
http://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201806221400.html
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO32355920Y8A620C1TJN000/
https://www.natureindex.com/article/10.1039/c7cc09342j
http://www.ims.tsukuba.ac.jp/~yamamoto_lab/Homepage_Japanese/toppu.html