手法のスケールアップを目指し、双曲空間への埋め込みの新しい方法などの検討を行なった。また、前年度にクオリティチェックを完了した経時的に取得されたT細胞受容体シーケンスのデータを用いて、経時的な低次元化の方法の検討を行なった。具体的にはDECOLDによる同時埋め込みによる低次元化を行うとともに、レニーダイバージェンスによる特徴化や、PCAを用いた情報の縮約に関しても解析を進めた。 並行して、受容体多様性が変動する過程を力学系の観点から解析する方法を検討し、実験的に観測されている受容体のパワー則の生成メカニズムを整理した。
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