公募研究
HMCはPDI familyのひとつERp57とcomplexを組み、抗原ペプチドをloadingするPLC complexを形成する。しかしながら、MHCを構成する個々のb2m、HLAもしくは全体のアッセンブリを補助する因子は不明である。本年度はERp57とCNXの複合体形成がHLAの酸化的フォールディングの触媒及び凝集抑制に効果を示すか検証した。その際、本複合体形成がカルシウムによって制御されることを見出した。すなわち、カルシウム非存在下の方が存在下に比べ、複合体を強く形成することをITCや2D PAGEにより検証した。さらに、これら複合体は酸化的フォールディングの触媒の加速と、凝集抑制効果を示し、複合体形成とその機能について新たな機序を明らかにした。本結果は現在原著論文として投稿中である。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 3件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 8件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件) 図書 (2件) 産業財産権 (1件)
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