公募研究
A. 当事者研究の講習プログラムの確立これまでのASD当事者研究を、個性の自己探求という観点からまとめた書籍『当事者研究―等身大の<わたし>の発見と回復』や、当事者研究を実践するためのテキスト『当事者研究をはじめよう』を出版するとともに、テキストの英語版・韓国語版を作成した。講習プログラム「当事者研究導入講座」(https://www.utokyo-ext.co.jp/ids/course/itk)を開発し、2020年以降、企業などに提供している。講座の効果検証を行い、雑誌『経済分析』に論文を投稿した。B. 当事者研究と学術研究の共同当事者研究者と学術研究の共同に向けた取り組みとして『ユーザー・リサーチャー(当事者研究者)制度』を東京大学の事業として開始し、ASDのみならず様々な障害のある当事者が研究職として大学に雇用され、本人視点に基づく独自の研究を進めた。また2020年に『インクルーシブ・アカデミア・プロジェクト』を立ち上げ、障害のある学生や研究者が活躍できる、インクルーシブなキャンパスの構造(建物、設備、明示化されたルール)や文化(価値観、認識、態度、慣行)を実現するプロジェクト(https://idl.tk.rcast.u-tokyo.ac.jp/)を実現した。C. 日英文化間比較ASD研究のスタートアップ世界各国にある約20の自閉症の当事者グループによる自閉症研究に関するタスクフォース『Global Autistic Task Force on Autism Research』に日本から参画し、自閉症に関するLancet Commissionへの公開書簡(https://otoemojite.com/20220214openletter/)を公表するなど、日英にとどまらない当事者視点でのASD研究のネットワークを構築した。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2022 2021 2020 その他
すべて 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (21件) (うち国際学会 1件、 招待講演 10件) 図書 (8件) 備考 (5件)
Disability and Rehabilitation: Assistive Technology
巻: 16 ページ: 362-376
10.1080/17483107.2019.1650300
Japanese Psychological Research
巻: 63 ページ: 129-139
10.1111/jpr.12298
経済分析
巻: 203 ページ: 28-58
Neurocase
巻: 26 ページ: 55-59
10.1080/13554794.2019.1696368
Multisensory Research
巻: 34 ページ: 129-151
10.1163/22134808-bja10033
社会福祉学
巻: 60 ページ: 90-91
建築雑誌
巻: 135 ページ: 18-20
Journalism
巻: 362 ページ: 20-25
精神医療
巻: 99 ページ: 38-48
人間と教育
巻: 107 ページ: 4月18日
発達
巻: 41 ページ: 58-63
へるぱる
巻: 2020年3・4月号 ページ: 66-69
巻: 2020年7・8月号 ページ: 66-69
巻: 2020年9・10月号 ページ: 66-69
巻: 2021年1・2月号 ページ: 66-69
https://idl.tk.rcast.u-tokyo.ac.jp/
https://ur.tk.rcast.u-tokyo.ac.jp/
https://token.episodebank.com/
https://www.utokyo-ext.co.jp/ids/course/itk
https://otoemojite.com/