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2009 年度 実績報告書

南天ガンマ線バースト残光探索による初期宇宙・高エネルギー宇宙の研究

公募研究

研究領域ガンマ線バーストで読み解く太古の宇宙・研究の総括
研究課題/領域番号 21018006
研究機関名古屋大学

研究代表者

さこ 隆志  名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教 (90324368)

キーワード宇宙物理 / 光赤外天文学 / X線天文学 / ガンマ線天文学
研究概要

ニュージーランドに設置されたMOA 1.8m光学望遠鏡と南アフリカに設置されたIRSF 1.4m赤外望遠鏡を用いたガンマ線バースト残光探索システムを改良し定常運転を開始した。
9月までを準備期間と位置づけ、早期警報システム、解析プログラム等の改良を行った。9月から定常観測を開始し、年度内に6回のガンマ線バースト残光探索に成功した。このうち2回について早期解析の結果、残光未検出の限界等級をGamma-ray burst Coordination Network Circular(GCNC)に投稿した。特にGRB091102においてはバースト発生から23分という早いタイミングでの観測に成功した。1回の観測はFermi衛星のLAT検出器が検出したガンマ線バーストに対して行い、MOAの広視野カメラを生かした観測が成功した。その他3回のガンマ線バーストに対しては初期解析プログラムに問題があったため初期結果の投稿にはいたらなかったが、システムを改良することができた。
本年度の観測では残念ながら残光の検出には至らなかった。より残光検出の効率をあげるため(かつ、他の観測を妨げないよう)、MOAにおける露光時間をこれまでの1分から5分に引き上げて次年度の探索を行うことを決定した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] MOA-IRSF連携観測による南天高赤方偏移GRB残光探索2009

    • 著者名/発表者名
      西本賢太
    • 学会等名
      IRSF研究会
    • 発表場所
      浜名湖ロイヤルホテル
    • 年月日
      2009-12-11

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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