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2012 年度 実績報告書

ポリケチド合成経路の情報解析

公募研究

研究領域生合成マシナリー:生物活性物質構造多様性創出システムの解明と制御
研究課題/領域番号 23108508
研究機関東京大学

研究代表者

有田 正規  東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10356389)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2013-03-31
キーワードポリケチド合成酵素 / データベース
研究概要

アスペルギルス属でゲノム配列が明らかになった8種にコードされるポリケチド合成酵素 (PKS) 遺伝子約250個を収集し、その基本となるドメイン構造 KS, AT, ACP, KR, DH, ER, および CYC を予測した。その結果を、他の菌類及びバクテリアに含まれる繰り返し型PKSおよそ150個とあわせ、分子系統解析をおこなった。
結果は http://metabolomics.jp/wiki/Category:PK にまとめてあり、ページ上部のリンクをたどることで個々の遺伝子のドメイン構成、それを記述した文献情報がわかるデータベースを構築した。現時点で登録される範囲でUniRefデータベースの情報も記載した。文献は総計で89論文の中身を精査し、記述してあるPKSと生産物の情報を記載した。(http://metabolomics.jp/wiki/Category:PK/References)
多くの PKS は最終産物に従ってグループを形成する。しかし例えば A. ochraceus が持つオクラトキシン合成酵素のように異なる遺伝子グループ内にまたがるものもある。25年度繰り越し分において、これがオクラトキシンの合成経路が複数あることに対応するのか、配列解析の不備によるのかを検証した。またPKS遺伝子の近傍にあるクラスターを解析するためAntiSmashサーバーを用いて A. nidulans をテンプレートとしたクラスター解析をおこなった。Aspergillus 属だけでなくCurvularia 属など他の菌類の遺伝子解析もおこなった。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] Phylogenomic and Domain Analysis of Iterative Polyketide Synthases in Aspergillus Species2012

    • 著者名/発表者名
      Lin SH
    • 雑誌名

      Journal of Evolutionary Bioinformatics

      巻: 7 ページ: 1-14

    • DOI

      10.4137/EBO.S9796

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Feature Identification of Compensatory Gene Pairs without Sequence Homology in Yeast2012

    • 著者名/発表者名
      Peng CH
    • 雑誌名

      Comparative and Functional Genomics

      巻: 2012 ページ: 653174

    • DOI

      10.1155/2012/653174

    • 査読あり
  • [学会発表] ポリケチド合成酵素の進化解析

    • 著者名/発表者名
      有田正規
    • 学会等名
      革新的バイオマテリアル実現のための高機能化ゲノムデザイン技術開発キックオフシンポジウム
    • 発表場所
      産総研臨海副都心センター(東京都)
    • 招待講演

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公開日: 2015-05-28  

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