公募研究
ネズミマラリア原虫Plasmodium bergheiのオス側の受精因子であるGCS1に関し、各種欠損変異体を作成し、その受精能を調べた。その結果、GCS1の細胞質側領域は受精には一切必要なく、細胞膜貫通ドメインを含む細胞外ドメインが必要であることを明らかにした。このことは、GCS1が細胞膜上に存在し、メス側に存在することが推定されるGCS1受容体との結合を経て受精が行われること考えられる。GCS1以外の新規な受精因子を探索するため、雌雄の生殖母体で発現している遺伝子を候補として順次ノックアウトをした結果、メス側の受精に関わる因子を見つけることに成功した(投稿準備中)。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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