公募研究
1) 遺伝子改変マウスを用いた脂肪組織炎症におけるRP105/MD-1の機能解析について:(a)RP105及びMD-1 KOマウスの骨髄キメラマウスの解析を進めた。作製したキメラマウスから順に高脂肪食を摂餌させ、肥満の程度や内臓脂肪組織における炎症関連遺伝子の発現を解析中である。(b)マクロファージ特異的RP105またはMD-1欠損マウスの作製を進めた。現在、ベクター作製を進めているが、遅れている状況である。2) RP105/MD-1の内因性リガンドの探索と脂肪組織炎症との関連について:昨年度に見出したRP105/MD-1に会合しうる候補脂質・蛋白の再現性を確認した。今後は、LC/MS解析で候補脂質・蛋白の同定を行う。3) 血管周囲脂肪組織炎症におけるRP105/MD-1の機能解析について:wire injuryまたはカフ圧負荷による血管障害モデルまたは動脈硬化モデルの実験系を用いて、野生型マウスとRP105 KOマウスの血管及び血管周囲脂肪組織の炎症状態を比較解析した。上記処置により、野生型マウスの血管及び血管周囲脂肪組織に炎症関連遺伝子の発現が誘導され、RP105遺伝子の発現増加を認めた。しかし、それらの炎症状態は野生型マウスとRP105 KOマウスにおいて違いを認めなかった。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Diabetologia
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http://www.med.u-toyama.ac.jp/immbio/index.html